桜の時期も終わり、日差しが温かい日が増えてきました。
気温もぐんぐん上昇する季節、暑さ対策の準備も進めたいですね。

暑い季節を乗り切るためのアイテムも年々進化して実に様々な種類のひんやりグッズがありますが、
特にここ数年で大ヒットした「クールネックリング」。
水道水や冷蔵庫で凍って使えるなんて不思議ですね。
いったいどのような仕組みなんでしょうか?

NASAの技術を応用

クールネックリングは「PCM」と呼ばれる素材でできています。
日本語では「相交換物質」や「相転移物質」「潜熱蓄熱材」などと呼ばれ、温度調整機能に特化した新素材です。
-156℃~121℃と250℃以上も温度差のある過酷な宇宙空間で活動する宇宙飛行士たちの体温維持を目的としてNASAによって開発されました。
今では衣類をはじめ建材や自動車部材など幅広い分野で使われています。

氷のように高温で溶けて冷めると固まる

原理としては、氷と同じように周りが低温の時は熱を放出して固まり(凍り)、高温の時には熱を吸収して溶け出します。
この凝固点(液体が個体に変わる温度)を直接触れても冷えすぎず、心地よい温度(18℃~28℃)に調合したものがクールネックリングに使われています。
ちなみに、2022年冬に注目されたホットネックリング(ウォームリング)はPCM素材の融点を48℃程度に設定されたものです。

この熱交換は半永久的に機能が持続するので繰り返し何度も使えてとってもエコ。
冷えすぎないので氷のように結露で濡れることなく冷蔵庫や水道水で冷たさが復活するので暑い季節にとても重宝するアイテムですね。

商品によって様々な温度設定のものが販売されていますので、いろいろ試して
自分の心地よさや使い勝手に合ったものを見つけてみてはいかがでしょうか。

●クールネックリングを選ぶポイント●

クールネックリングは中のPCM素材の配合で様々な温度設定のものが販売されています。
基本的に設定温度の低いものは溶けるのも早く、始めは冷たくて気持ちがよくても持続時間が短めです。
一方、設定温度が高いものは「冷え冷え」好きの方には物足りないかもしれませんが、持続時間は長めです。
心地よさと使い勝手のバランスを考えて選びましょう。

千寿では冷えすぎず心地よい温度が持続する凝固点28℃のタイプをご紹介しています。

クールネックリング

クールネックリング
  • 約28℃以下で自然凍結し、繰り返し使えるネッククーラーです。
  • 流水や冷蔵庫で冷やしてご使用ください。
  • 夏場の屋外作業、熱中症対策やお出かけ時に活躍します。

クールネックリングおすすめの使い方

クールネックリングを2つ用意します。
一つ目を使用している間は予備の1つを冷蔵庫に。
屋外作業の場合は保冷バッグに凍らせた保冷剤と一緒に入れておけばOK。
ぬるくなったらすぐ交換できて快適に過ごせます。
※28℃以下なら水道水でも凍り(固まり)ますが、あくまでも水道水より冷たくはならないので、つけた瞬間よりヒヤッとしたい場合は冷蔵庫や保冷剤で冷やすことをお勧めします。


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